第22回 お散歩ボランティアレポート
2016年 04月 03日
都内辺りでは満開の桜も多いですが、センターのある地域ではまだ五分咲きに満たない程度で、
やはり気温が低いのだなぁと思います。
冬場などは都内と5℃以上の差があったりすることも多いです。
北国、雪国の寒さほど過酷ではなくても、陽が当たらない収容棟は本当に寒く底冷えします。
センターにもぽかぽかな春がやってくれば、収容されている子達も少しは過ごしやすくなります。
どの子にもみんなに春の日差しのように温かで優しいご家族とのご縁が繋がって
本当の意味での春が訪れますように。
仔犬犬舎の子達。
お散歩に出られる子はわずかで、残る子達とはふれあいの時間を持ちます。
この先、この子達の瞳にうつるものは
愛情いっぱいに見つめる温かい人間のまなざしでありますように。
センターでもセンター内ででき得る限りの処置や治療をしてくださっていますが、それにも限りがあり
病院のような設備はありませんので、センターを出てゆっくり養生してもらいたいです。
まだ少し怖がりさんで、リードをかける際にパニックに近い状態となり、
尻尾も見事なほど綺麗に格納されていましたが
お散歩も広場の2周目を迎える頃には、こちらの様子を伺う余裕も出てきて、
しっかり格納されていた可愛い尻尾も最後にはこんにちは♪してくれました。
この日、いつもより退所が遅くなってしまったのですが、夕方収容された乳飲み子達。
産ませない、増やさない。
避妊・去勢手術をしてください。
こういう小さな小さな命が次から次へと毎日収容されます。
ましてこれからは子猫シーズン。
産まれてきた命にはなんの罪もないのに、無情にもすべて救えないのが現実です。
幸運にもこの子達はベテランボランティアさんの素早い受け入れ体勢があった為
誰もいなくなる寒く冷たいセンターで夜を迎えることなく移動できました。
ぽちさん、しろくまさん、引き受けてくださってありがとうございました!!
すくすく元気に育て~~っ!!
一口フード支援から購入させて頂いた、3月28日注文⇒4月1日お届け分のドッグフード30Kgです。
皆様の温かいご支援のおかげで今回もフードをお届けすることができました。
本当にありがとうございます。
猫砂3袋は、川崎市のSさまより頂戴致しました。
キャットフード大袋は、某警察署から移送され、低体温になり危うい状況だった乳飲み子達を
一晩寝ずに温めて哺乳してくださった Tさまからご支援頂きました。
Sさま、Tさま、ありがとうございました!!
残り3袋と子猫用フードは、一口フード支援から購入させて頂きました。
次回のお散歩ボランティアは、4月15日(金)実施予定です。
参加をご希望の方は、参加申し込み受付開始後に専用フォームからお申し込みください。
よろしくお願いします。
今回、お散歩に参加くださったUさん撮影の写真が素敵だったので複数枚使わせて頂きました。
by osanpo-center
| 2016-04-03 09:20
| お散歩ボランティアレポート